先日、レンタルボート専用リチウムイオンバッテリーをご紹介しましたが、船検条件承認バッテリーの品揃えも増えました。
新たに取り扱いを始めたのが、パイロンテック(PYLONTECH)のリチウムイオンバッテリー、 RT12100G31です。
パイロンテック(PYLONTECH)の RT12100G31は12V100Aのリチウムイオンバッテリーで先に取り扱いを始めたEVOTEC(エヴォテック)・リチビー(Lithi-B)・インパルスリチウムに負けず劣らずの特徴があります。
- 船舶検査条件承認モデル!
- IP67の防水仕様!
- 直列・並列接続が可能!
- バッテリーの正確な残量や充電状態をアプリで確認可能!
- 寒冷地でも安定して使用できるヒーター内蔵!
- 本体にON・OFFのスイッチ・手持ち・防爆弁を装備!
特徴1・2・3・4はインパルスリチウムと同様の特徴です。このうち特徴3は今まで触れたことがないので詳しく説明しますね。
12V100Aのパイロンテック(PYLONTECH)の RT12100G31やインパルスリチウムの12V100Aは直列接続も並列接続も可能です。鉛バッテリーと同様に2個を直列接続すれば24V仕様のエレキに3個を直接接続すれば36V仕様のエレキに使用できます。
パイロンテック(PYLONTECH)の RT12100G31は付属のネットワークケーブルでリンクさせると複数のバッテリーをひとつのバッテリーとして管理できるようになります。
パイロンテック(PYLONTECH)の RT12100G31やインパルスリチウムの12V100Aは100Aの容量があります。他メーカーでは24V100A相当のリチウムイオンバッテリーが20kg前後。鉛バッテリーは1個が約24kg。パイロンテック(PYLONTECH)の RT12100G31やインパルスリチウムの12V100Aの重量は1個約13kgなので1個ずつ持ち運べば、相当な軽さ!非力な方には大きなメリットではないでしょうか。
1個で100Aの容量、並列接続すれば200Aの容量を持つ大容量バッテリーになりますので複数台の大型GPS魚探に複数台のライブ系振動子を装着しているボートへのバッテリーシステム構築としても利用できます!
また、直列・並列接続できる12Vリチウムイオンバッテリーは鉛バッテリーと同じように使えますのでバスボートとレンタルボート兼用で使いたい方にも大きなメリットになります。
※直列・並列で使用する場合は注意事項がありますので付属する説明書を熟読ください
特徴5・6はパイロンテック(PYLONTECH)の RT12100G31だけが持つ特徴で本体にON・OFFスイッチと手持ち・防爆弁があり、ヒーターが内蔵されています。
スイッチをOFFにすればプラス・マイナス端子に電流が流れないので間違えて導電性のある物を置いても短絡してBMS基盤を壊したり、発火につながるケースを防止できます。また、スイッチはバッテリーの状態を示すインジケーターでもあります。
手持ちがあるので持ち運びも簡単!
指で引っ張ると飛び出ます!
また、黄色部に付属する端子を接続することで電源をONにすると必要な時に自動的にヒーターが起動します。
バッテリーの取説はもちろん、アプリの取説も日本語です!
以前と比べて大幅に選択肢が増えたリチウムイオンバッテリー。今後も増えていくと思われます。当店としてもメリット・デメリットを理解した上でお客様のニーズに合ったバッテリーをご提案したいと考えております。リチウムイオンバッテリーの導入について気になることがございましたらお気軽に当店までご相談くださいませ。