エントリーモデルとして人気だったローランス Hook Revealシリーズの後継モデルとして発表された、イーグル(Eagle)シリーズ。
リリースされた情報については以前、当ブログでご紹介させていただきました。
参照ブログ:http://www.heartsmarine.com/202405/-eagle.html
先月、日本でも販売が開始されて当店にもイーグル-9(EAGLE-9)のデモ機が入荷しましたので湖上でテストしてみました。
テストに使用したのは9インチで200khzと455/800khzのHD(ハイデフ)サイドスキャン・ダウンスキャンが発信可能な通称「トリプルショットHD」モデルです。
1.基本仕様は?
まず、押さえておきたいのが、Hook Revealシリーズと同様にイーグル(Eagle)シリーズはネットワーク機能はないので、他のローランス魚探とのネットワークを介したウェイポイントや魚探情報の共有はできないことです。バスボートでバウとリアで2台設置しても映像や入力したポイントは共有できないのでご注意ください。
Hook Revealシリーズからイーグル(Eagle)シリーズになったことによる大きな変更点はモニターが視野角の広いIPS液晶になったことです。これにより、発色やコントラストもかなり向上したように感じられます。
ホーム画面はHOOk Revealシリーズと同様にキーパッドで操作しやすいデザインとなっています。また、キーパッドはHDSシリーズと同様の配列変更されされました。
SDカードスロットは画面側からサイドに変更されたことで、防水性が向上したと思います。
Hook Revealシリーズ同様、保管時のモニター保護用のサンカバーは別売りとなります。Eagle9インチ専用のガラスフィルムであるブレイクガード(品番EG9)もイーグル(Eagle)シリーズの発売に合わせてリリースされました。
大きく変わったのは振動子のコネクタです、Hook Revealシリーズは差し込み式だったので、ちゃんと差し込めていなくて『電源が入らない!』というトラブルが多くありましたが、イーグル(Eagle)シリーズはネジでロックするタイプに変更となったことで確実に接続するできるようになりました。
2.地図表示機能は?
イーグル(Eagle)シリーズのモニターサイズラインナップは4・5・7・9インチの4種類。SDカードスロットが搭載されていて地図表示可能なモデルは、5・7・9インチとなります。
MAP付きモデルには購入時に全国湖沼図もしくは簡易海図が付属します。C-MAPジェネシスやリーフマスターで作成したAT-5ファイルにも対応しております。地図表示可能なモデルは自動等深線作図機能であるジェネシスライブも搭載されてます。
3.振動子のサイズ
イーグル(Eagle)シリーズで採用されたトリプルショットHD振動子は200kHzの2DとHD(ハイデフ)化された455/800kHzのダウンイメージ・サイドイメージがスキャン可能な新開発 の振動子です。サイズは横幅41mm・長さ256mm・、厚み28mmで旧トリプルショット振動子と比べると長さは同じぐらいですが、幅と厚みが大きくなりました。
ボリュームがUPしたことでJ-SPECのトリプルショット振動子プロテクターは使用できないのでご注意ください。
J-SPECによるとトリプルショットHD振動子プロテクターを開発中で10月上旬までには発売できる予定とのことでした。
マウント用のブラケットが振動子の大型化に伴い、若干仕様が変更されておりますがサイドマウントポールへの取り付けは可能です。
4.トリプルショットHD振動子の実力は?
いつもの水門前をスキャンしてみました。スクロールスピードを調整機能が無いのでストラクチャーが若干小さく表示されていますが、十分に判別できるレベルですね。ブレイク下のストラクチャーも映し出しています。
テトラ帯の映像です。テトラの穴までは判別きませんが、テトラのエッジは把握できます。両翼30mレンジでの表示でも、きっちりとスキャンできますね。
常陸利根川で有名な水深3m程にある沈船エリアです。 輪郭はぼんやりしてますが、沈船だと認識できるレベルで映っていますね。
エントリーモデルとして 十分すぎるスペックを有したローランス イーグル(Eagle)シリーズ、いかがだったでしょうか?バスフィッシングから浅場の海まで様々な方にお使いいただけると思います。 ご購入は下記のリンクからどうぞ。
https://heartsselect.shop-pro.jp/?mode=cate&cbid=1224172&csid=36
ローランスイーグル(Eagle)シリーズに関してご質問等ございましたら、ハーツファインダー高橋(090-3470-1858)までお気軽にご連絡ください!