『ムーヴ(MOVE)』には海水用の『ムーヴPV(MOVE PV)』(写真左側)と淡水用の『ムーヴZR(MOVE ZR)』(写真右側)があります。 今回は淡水用の『ムーヴZR(MOVE ZR)』について当店なりにまとめましたのでお伝えしますね。
『ムーヴZR(MOVE ZR)』は最後発だけあって他社のGPSロック付きのトローリングモーターにはない仕様や機能を実装しています。他社も実装している機能はあとで触れるとしてまずは『ムーヴZR(MOVE ZR)』だけが持つ特徴をお知らせします。
1.シャフトがチタン!
『ムーヴZR(MOVE ZR)』のシャフトにはチタン素材が採用されています。
チタンは「軽くて強い」という特徴からメガネや自転車のフレームに採用されている金属です。軽さは『ムーヴZR(MOVE ZR)』の軽量化に大きく寄与していると思われます。強度については生涯補償としていますので自信があるんだと思います。
2.ワイヤレスフットボタン!
『ムーヴZR(MOVE ZR)』はアンカーモードなどのスイッチをフットペダルにレイアウトするのではなく、別のワイヤレスボタンになっています。
他社のGPSロック付きのトローリングモーターはスイッチがフットペダルに配置されているので誤って押してしまうことがありましたが、別にしたことで誤操作を防止できそうです。
3.プロペラが逆回転!
『ムーヴZR(MOVE ZR)』はプロペラを逆回転させることができます。ハンドコントールのトローリングモーターには逆回転できるモデルがありますが、フットコントロールタイプではあまり聞いたことがありません。
パワーポール社からは特に逆回転のメリットのアナウンスはありませんが、シャローでモーターのスゲク部がスタックした時にフットペダルを踏んでモーターの向きを変えることなくバックできたり、プロペラにウィードが巻き付いた時にスイッチを押すことでウィードが飛んで行ったりしないかなぁ・・・と勝手に妄想しています。
3.インフォメーションディスプレイ!
5.PRONAVと連携!
『ムーヴZR(MOVE ZR)』はPRONAVというスマホアプリと連携できるそうです。
『ムーヴZR(MOVE ZR)』はローランスのGPS魚探と連携できるのですが、他メーカーのGPS魚探ユーザーが『ムーヴZR(MOVE ZR)』を装着してもスマホアプリで作製したルートやポイントで自動航行できるのはかなり便利だと思います。日本でもPRONAVが使えると良いのですが・・・
『ムーヴZR(MOVE ZR)』はすでに発売されている他社のGPSロック付きのトローリングモーターの良いとこ取りした機能があります。ミンコタ ウルトレックスを「U」、ガーミンフォースを「F」、ローランス ゴーストを「G」、モーターガイド ツアープロを「T」として『ムーヴZR(MOVE ZR)』が実装している機能を整理してみます。
◆ブラシレスモーターで 24Vでも36Vでも駆動(F・G)
『ムーヴZR(MOVE ZR)』にはパワーポール社が独自開発したブラシレスモーターが採用されています。他メーカーより推進力・効率は30%向上!それでいてとても静かなモーターだそうです。