【2022/08/12追記】
ハミンバードの正規代理店である岡田商事からターゲットロックの予約開始のアナウンスがありました。先行発売されるのはメガライブ振動子レスのメガライブ ターゲットロック アダプターキット。メガライブ振動子付きは発売未定とのことです。価格は以下の通りです。
メガライブ ターゲットロック アダプターキット 税別348,000円
マイクロリモコン 税別24,800円
メガ360°とのデュアルマウント 税別39,800円
7月19日から開催されるICAST2022を前にハミンバードから発表されたターゲットロック。正式名はメガ ライブ イメージング ターゲットロック(MEGA Live Imaging TargetLock)です。
ライブ系ソナーは基本的にエレキのシャフトやモーターに装着しますが、風向き等でエレキが向く方向とライブソナーで探査したい方向が一致しない場合、使い辛さを感じるケースがあります。
このストレスを解消するためにエレキとは別に動くシステムを先に開発・販売したのは日本のメーカー。K-CUSTOMのライブスコープローテーター、アースワンのシューティングナビゲーターなどが発売されました。
壊れたエレキを使った『Gシステム』
世界で初めてシステム化したのは当店だと勝手に思ってます(笑)
ライブスコープローテーター
世界で初めて電動化システムを販売したのはK-CUSTOMさんでしょう
シューティングナビゲーター
世界で初めてライブソナーの照準を自動で保持できるシステムを
販売したのはアースワンさんだと思っています
ストレスなのはアメリカでも一緒。ライブスキャナーやライトタイトのタレット、DD26のライブフットなどが発売されています。
どれもK-CUSTOMのライブスコープローテーターと似たり寄ったり。個人的には設置できる位置や長さが変えられるライブスキャナーはよくできているなぁ・・・と思います。
日本・アメリカのメーカーも共通しているのは魚探メーカーが発売したシステムではないこと。汎用性があるので各メーカーのエレキに装着できて各メーカーのライブ系ソナーが装着できます。
日本・アメリカのメーカーも共通しているのは魚探メーカーが発売したシステムではないこと。汎用性があるので各メーカーのエレキに装着できて各メーカーのライブ系ソナーが装着できます。
前置きが長くなりましたが、ターゲットロックは魚探(エレキ)メーカーが発売しただけあって数段上の機能を備えたシステムになっているようでいろいろと情報を拾い集めてみました。間違っていたらごめんなさい。
ターゲットロックはミンコタのウルトレックスに装着することが前提のシステムです。i-Pilotリンク付きのウルトレックスに装着すると、より威力を発揮します。
では、具体的な機能を説明します。
◆ターゲットロック(インディペンデント モーター コントロール)
ターゲットロックとはウルトレックスとは別に制御できるターゲットロックをフットスイッチやオプションのリモコンで動かしてサーチでき(インディペンデント モーター コントロール)、発見した対象物に向けたメガライブの照準はボートポジションが動いても自動で保持できる機能です。
インディペンデント モーター コントロールはK-CUSTOMのライブスコープローテーターやアースワンのシューティングナビゲーターが、ターゲットロックはシューティングナビゲーターが実現化していますが、これから説明する機能は魚探(エレキ)メーカーだからこそできる機能です。
◆ミンコタステア
ミンコタステアはウルトレックスとは別に制御できるターゲットロックをウルトレックスの動きに同期させることができる機能です。当該機能を使うためには装着するウルトレックスがI-pilot Linkモデルであることが必須となります。
スポットロックなどでボートをステイしている時はライブ系ソナーはエレキとは別に制御したいのですが、泳いでいる対象魚をエレキで追い回して釣るライブシューティングを行うためにはエレキにライブ系ソナーを装着しておく必要があります。なので両方の使い方をしたかったらライブ系ソナーを2台設置する必要があるのですが、ターゲットロックでは1台で2台の役割をこなすことができます。
◆メガライブスイープ
サーチしている間はウルトレックスを別に動かすことができます。なのでエレキで流しながら120°の範囲をサーチ、攻める対象が魚探の画像に映ったらスポットロックして狙い撃ち!という芸当が可能です。
◆ワンボートネットワーク
- 攻めたいエリアでスポットロック(攻めたいエリアまでウルトレックスで自動操舵も可能)
- メガ360°イメージングでボート周辺をサーチ
- 攻める対象が魚探に映ったらカーソルを合わせてスイッチオン
- ターゲットロック機能で攻める対象をメガライブが自動で捕捉し続ける中、画面だけを見て釣りをする
という魚探(エレキ)メーカーが発売したシステムならではの攻め方ができます!
ネットワークできる魚探はHELIX GEN3・GEN4シリーズ、SOLIX全シリーズ・APEXシリーズ 。アメリカでは7月に発売されるようで価格はメガライブとのセット品が2,999,99ドル、メガライブ抜きのアダプターキットが1,499,99ドル。
メガ360°イメージングが一緒に装着できるデュアルマウントブラケットが199.99ドル。
手元リモコンが109.99ドルです。
ハミンバード魚探のご相談・ご質問はハーツファインダー高橋(TEL 090-3470-1858)まで、お気軽にご連絡ください。