振動子に関しては常に先頭を走ってきたハミンバードがライブ系振動子では大トリでの発表となりました。
デモ機が入荷してからかなりの時間が経ちましたが、商品の詳細と湖上テストの結果をお伝えします。
1.導入条件
メガライブイメージング(MEGA LIVE IMAGING)が使用できるハミンバード魚探は、HELIX-8・9・10・12G3N、HELIX-7・8・9・10・12・15G4N、SOLIX-10・12・15全シリーズ・APEXシリーズになります。
魚探のソフトはメガライブイメージング(MEGA LIVE IMAGING)対応のバーションにアップデートする必要があります。2022年4月現在、HELIXがVer2.66、SOLIX・APEXがVer4.02となります。ハミンバード魚探のバージョンアップは安定した電源を確保した上でバージョンをひとつづつ上げていく必要がありますのでご注意ください。
メガライブイメージング(MEGA LIVE IMAGING)は振動子からイーサネットケーブルを介して魚探に接続します。イーサネットポートの形状が違うHELIXシリーズは別途、イーサネットアダプターケーブルが必要です。
また、既に2台のハミンバード魚探をイーサネットケーブルでネットワークしている場合、メガライブイメージング(MEGA LIVE IMAGING)を接続するためには別途、イーサネットハブが必要になります。
2.商品詳細
メガライブイメージング(MEGA LIVE IMAGING)の振動子以外に同梱されてるパーツは専用電源ケーブル・ノイズフィルター・イーサネットケーブル・エレキシャフト用マウントキット・日本語の取扱い説明書になります。
他社のライブ系振動子と違ってブラックBOXがありません。セッティングがシンプルになるのはレンタルボートユーザーにとってはアドバンテージになりますね。
振動子の大きさは縦横が140mm・厚みが33mmで専用のエレキシャフト用マウントキットでエレキシャフトへ取り付けます。
指向角は20度、表示幅130度でメガ発信される振動子です。
同梱されてるエレキシャフト用マウントキットでフォワード・ダウン・ランドスケープ(横)という3方向にワンタッチで切り替えができます。
ランドスケープモードは振動子が横向きになりますが、装着したシャフトから15cmほど横に飛び出るのでメガ360イメージング振動子との干渉やいわゆる『クルクル』系への装着には注意が必要です。
重量も他社のライブ系振動子と比べると重く、1kg前後あるので『クルクル』系の耐久性にもご配慮ください。
3.湖上インプレッション
まずはミドルレンジのブレイクに沈む沈船をフォワードモードでスキャンしました。
バックグランドのノイズが少ないので、湖底のストラクチャーの高さもしっかり把握できますね。
同じ沈船をランドスケープモードでスキャンした映像がこちらです。
3隻の沈船が映し出されています。手前が黒くなっていますが、これは振動子の角度と水深が合っていないのが原因です。ランドスケープモードでは専用のエレキマウントで振動子の角度が微調整できるので映したいエリアの水深に合わせて調整してください。
次にいつもの取水塔で試してみました。
2本柱の形を映し出せてますね。ここで下の写真のルアーを取水塔にフォール後、スイミングさせてみました。
その動画がこちらです。
映像の8秒ぐらいからルアーがフォール、16秒ぐらいからスイミングしているルアーを映し出せています。
続いて、ランドスケープモードで水門前の石畳をスキャンしてみました。
ハミンバード魚探のご相談・ご質問はハーツファインダー高橋(TEL 090-3470-1858)まで、お気軽にご連絡ください。