ローランス ゴースト360を使ってみました!(中編)

ローランス ゴースト360を使ってみました!(前編)』ではゴースト360を導入するまでの手順をご紹介しました。
 
360_220318.jpg


中編では実際の画像をご紹介します。
 
1.スキャンスピードの違いによる画像比較

ゴースト360はスキャンスピードを高速・中速・低速の3段階に調整することができます。スキャンするのに要する時間は以下の通りです。

  • 高速・・・約20秒
  • 中速・・・約25秒
  • 低速・・・約36秒

スキャンするスビートが速いと画質が落ち、遅くするとより鮮明な画像を表示できます。スキャン中はアンカーモード機能を使うことができないのでボートが流されやすい状況なら高速か中速、無風状態やパワーポールなどでボートポジションを維持できるのなら低速、という感じで使い分けてください。
 
 
360高速.jpgスキャンスピード:高速
 

360中速.jpg

スキャンスピード:中速
 

360低速.jpg

スキャンスピード:低速
 
水深1.5mぐらいのシャローフラットにある沈船をそれぞれのスピードでスキャンしたところ、低速でスキャンしたほうが輪郭がはっきり出ている感じはしますが、びっくりするほどの差はない印象ですね。
 
2.水深による探査範囲の違い

ゴースト360の画像を見ると判りますが、サーチできない死角(中央黒丸部)があります。

360_5m.jpg
水深4.5mのフラットでスキャン
 

360_12m.jpg

水深12mの浚渫の穴でスキャン
 

水深を変えてサーチした結果、エレキ直下の水深とほぼ同じ距離が死角(画像中央の黒丸部)になるようです。

死角.jpg3.探査範囲の広さ

ゴースト360は455khz帯を利用することで探査範囲を広く設定できるのも特徴のひとつです。レンジを60mに広げて水深6m前後にあるテトラ帯をスキャンしてみると・・・

360_探査範囲.jpg

40m離れたテトラでもしっかりスキャンできています。これなら広大なエリアを一瞬で把握できますね!

ゴースト360の実力はいかがだったでしょうか?455khz帯でも描写力が高いのには驚かされました。

最後となる『ローランス ゴースト360を使ってみました!(後編)』では便利な機能と注意点についてお伝えします!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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