先日、お伝えしました『エリートプロが乗るバスボート2022。』に引き続き、B.A.S.S.サイトに掲載されたバスボートの写真からエリートプロが搭載しているエンジンについていろいろと調べてみました(写真はB.A.S.S.サイトから拝借させていただきました)。
一番多かったのはマーキュリー。4ストロークのProXSシリーズが62艇に搭載されていました。前回、調べた2018年当時は2ストロークのProXSシリーズがメインで59艇が搭載されていましたのですべて入れ替わった感じですね。
発売当初は斬新なデザインが賛否両論だったV8ProXSシリーズ
今ではカッコいい!に変わりましたね
パンチのある加速感が好評だった2ストロークのProXSシリーズでしたが・・・
4ストロークのベラードシリーズを搭載しているボートは0艇。
2018年には7艇ありましたからベラードシリーズはプレジャーボート用の船外機という位置づけですかね。
2番目に多いのがヤマハ。すべてSHOで27艇が搭載。
スキーターのFXRとの一体感を求めたカウルデザイン、カッコいい!
青木大介艇
伊藤巧プロも青木大介プロも古いカウルデザインのSHOですね。シリーズ開幕までに乗り換えが間に合わなかったり、コロナの影響によるバスボートや船外機の生産遅延で間に合わないから今シーズンは乗り換えない、などの判断があったと思われます。
スズキは3艇が搭載していました。
前回、調べた2018年当時は6艇だったので半減。スズキDF250SSは発売されて10年。そろそろNEWモデルが出てきて欲しいですね。
スズキと同じ少数派だったエビンルードは船外機市場から撤退、掲載された写真にはホンダの船外機を搭載しているボートはありませんでした。
前回、調べた2018年には6割を占めていた2ストローク船外機は1艇もいなくなりました。と言うか、大馬力の2ストローク船外機を生産するメーカーがなくなったという表現が正しいのでしょう。ひとつの時代が終わった感じですね・・・
次回は【トローリングモーターほか編】としてお伝えします。