B.A.S.S.サイトに掲載されたエリートプロが乗るバスボートをいろいろと調べている中で面白いなと思ったことがいくつかあったのでおまけとしてご紹介しますね(写真はB.A.S.S.サイトから拝借させていただきました)。
昨年からバスマスターエリートシリーズに参戦しているKJクイーン。昨年のエリートプロの中では最年少での参戦だった25歳の若きアングラーです。
昨年までナイトロボート乗っていたKJクイーンは今年からサポートを受けたギャンブラーボートに乗ってます。
調べている時はギャンブラーボートでエリートに参戦するなんて珍しいなぁ・・・ぐらいにしか思わなかったのですが、第1戦のスタートシーンの写真を見てたら・・・
そもそも現行モデルのギャンブラーボートはコンソールに7インチの魚探が埋め込めるようになっています。
これは面白いと思っていろいろと調べてみると・・・
さすがに7インチでは小さすぎたのか!?大胆な配置をしてました。 どうせだったらウインドシールドを取ってしまえばいいのに・・・と思うのですが。
ギャンブラーボートはトローリングモーターがセンターにあるのでフロントのレイアウトも・・・
日本にはギャンブラーボートが大好きなアングラーが多いだけにKJクイーンには頑張って欲しいですね。
もうひとつ。エリートプロが乗るバスボートのブランドを調べる時に注視するのはトレーラーです。ボートにはラッピングがしてあるので判りづらいのですが、トレーラーだとフェンダーの形やロゴがハッキリしていて区別がしやすいです。 そんな中、うん!?と思ったのが・・・
コビー・クライガーというプロが乗るレンジャーはトレーラーが純正ではなく、メインスポンサーのトレイルマスタ製のトレーラーに変更されていました。わざわざ純正のトレーラーがあるのに載せ替えての参戦。こんなサポートもあるんですね。
以上、エリートプロが乗るバスボート2022、おまけでした。
アメリカの一部小売店の勇み足によりご存じの方が多いと思いますが、ライブサイトやライブシューティング・eフィッシングなど、新たなワードを生み出してゲームチェンジャーとなったガーミンのライブスコープの進化版、ライブスコーププラス(LiveScope Plus)が発表されました。
- ノイズが低減したことでより小さいターゲットを表示!
- 解像度が150%向上したことによる小さいターゲットの視認性向上!
- ボトムからの分離能力が向上したことによるターゲットの視認性向上!
- パースペクティブモードで映るストラクチャーの輪郭が鮮明かつ明確!
- 従来のライブスコープのブラックBOX(GSL10)がそのまま使用可能!
- 専用のパースペクティブマウントが付属!
平たく言うとGT52振動子がGT54振動子やGT56振動子になった時と同じようにターゲットがハッキリ・クッキリ見えるようになった!ってな感じでしょうね。
既にガーミン魚探の日本代理店であるG-FISHINGさんに届いたデモ機でテストが行われていて近日中に動画が公開される予定です。
【2022/02/26追記】
【2022/02/26追記】
デモ機でのテスト動画が公開されました!
当店デモ機も発注済み。届き次第、インプレをしたいと思います。日本での発売は4月15日から。ただ今、ご予約を承り中で(下記リンクからご注文ください)価格は以下の通りです。
ライブスコーププラス LVS34振動子とGSL10のセット・・・税別299,000円
ライブスコーププラス LVS34振動子単品・・・税別199,900円
※従来のライブスコープのブラックBOXであるGSL10と接続することでライブスコーププラスを見ることができます
※ライブスコープブラスを見るためには魚探のアップデートが必要です
※2022/02/24時点ではGPSMAP74××シリーズ・echoMAP CHIRPシリーズ・echoMAP Plusシリーズ・STRIKER Plus&Vividシリーズには使用できないのでご注意ください
他メーカーからライブ系振動子が出揃ったタイミングで引き離しにかかるガーミン。他メーカーも黙ってはいないでしょうね。今後が楽しみです。
B.A.S.S.サイトに掲載されたエリートプロが乗るバスボートの写真からいろいろと調べてみましたシリーズ。最終回はトローリングモーターほかです(写真はB.A.S.S.サイトから拝借させていただきました)。
まず、トローリングモーターから。前回、調べた2018年はミンコタのウルトレックス旋風が吹き荒れていてモーターガイドの看板プロだったケビンバンダムがミンコタに移籍したことが大きな話題となりました。
あれから4年。一番多かったのはミンコタのウルトレックスで39艇に搭載されていました。
2018年は85艇が搭載していたので半減以下。大きくシェアを落としました。理由は24艇が搭載していたローランスのゴーストと21艇が搭載していたガーミンのフォースの存在でしょう。
2018年時点でGPS魚探メーカーがトローリングモーターを発売することはあくまで噂レベルでしたし、ましてここまでシェアを伸ばしてくるなんて想像もできませんでした。
モーターガイドのツアープロは8艇が搭載していました。
発売が他メーカーに遅れをとってしまったことやGPSロック付きトローリングモーターはGPS魚探との親和性が高いだけにGPS魚探を持たないモーターガイドと単独契約しているプロが少ないのが要因ですかね。
ちなみに発売が噂されているパワーポールのトローリングモーターを搭載しているボートはありませんでした。
次にシャローアンカーです。シャローアンカーと言えばパワーポール!一強状態は変わらず、74艇が搭載していました。
ミンコタから昨年リリースされたラプターは17艇が搭載していました。
ラプターと同じミンコタから発売されているタロンを搭載しているのは2艇。
2018年の時は13艇がタロンを搭載していたので契約または本人の希望でミンコタのシャローアンカーを使うプロの多くがラプターをリクエストしたと思われます。スキーターの標準装備がパワーポールからラプターに変わったのも要因のひとつだと思われます。
ちなみにスキーターのパッケージはヤマハSHO+ウルトレックス+ラプターですが、エリートプロが乗るスキーターを見る限り、コンプリートしているスキーターは意外と少ないです。
エリートプロは個々に契約していることからこんな組み合わせで乗ることができるのでしょうが、バスボート市場はそう簡単ではありません。
昨年、ローランスはレンジャー・トライトン・ナイトロを擁するホワイトリバーマリングループと契約してパッケージモデルにはローランスのGPS魚探とゴーストが標準装備されることになったと発表しています。
また、以前はヤマハ船外機との組み合わせも販売していたレンジャー・トライトンはマーキュリー船外機のみのパッケージになりました。
スキーターは2018年までローランスのGPS魚探がパッケージされていましたが、2019年以降はハミンバードになりました。2022年モデルからシャローアンカーをラプターにしたことでハミンバードとミンコタを傘下に置くジョンソンアウトドアーズとの関係性が強化されたのでは!?と想像します。もちろん、エンジンはヤマハ船外機のみです。
今やボートメーカーのシェア争いというより、船外機・GPS魚探・トローリングモーターメーカーを巻き込んだシェア争いになっていますね。
3月にはサウスカロライナ州のハートウェルでクラシックが開催されます。同時開催されるクラシックEXPOではバスボートを含むいろいろなニューモデルが発表されると思います。可能な限り、情報を拾い集めてお伝えしますのでお楽しみに。
先日、お伝えしました『エリートプロが乗るバスボート2022。』に引き続き、B.A.S.S.サイトに掲載されたバスボートの写真からエリートプロが搭載しているエンジンについていろいろと調べてみました(写真はB.A.S.S.サイトから拝借させていただきました)。
一番多かったのはマーキュリー。4ストロークのProXSシリーズが62艇に搭載されていました。前回、調べた2018年当時は2ストロークのProXSシリーズがメインで59艇が搭載されていましたのですべて入れ替わった感じですね。
発売当初は斬新なデザインが賛否両論だったV8ProXSシリーズ
今ではカッコいい!に変わりましたね
パンチのある加速感が好評だった2ストロークのProXSシリーズでしたが・・・
4ストロークのベラードシリーズを搭載しているボートは0艇。
2018年には7艇ありましたからベラードシリーズはプレジャーボート用の船外機という位置づけですかね。
2番目に多いのがヤマハ。すべてSHOで27艇が搭載。
スキーターのFXRとの一体感を求めたカウルデザイン、カッコいい!
青木大介艇
伊藤巧プロも青木大介プロも古いカウルデザインのSHOですね。シリーズ開幕までに乗り換えが間に合わなかったり、コロナの影響によるバスボートや船外機の生産遅延で間に合わないから今シーズンは乗り換えない、などの判断があったと思われます。
スズキは3艇が搭載していました。
前回、調べた2018年当時は6艇だったので半減。スズキDF250SSは発売されて10年。そろそろNEWモデルが出てきて欲しいですね。
スズキと同じ少数派だったエビンルードは船外機市場から撤退、掲載された写真にはホンダの船外機を搭載しているボートはありませんでした。
前回、調べた2018年には6割を占めていた2ストローク船外機は1艇もいなくなりました。と言うか、大馬力の2ストローク船外機を生産するメーカーがなくなったという表現が正しいのでしょう。ひとつの時代が終わった感じですね・・・
次回は【トローリングモーターほか編】としてお伝えします。
週末、フロリダ州のセントジョンズリバーで開幕した2022年のバスマスターエリートシリーズ。今年は日本から伊藤巧プロ・木村建太プロ・青木大介プロ・松下雅幸プロの4名が参戦。多くの方が注目しているのではないでしょうか。
その中でも伊藤巧プロは11位という好成績でフィニッシュ。松下雅幸プロは決勝戦に進出!エリートシリーズ初参戦にして3位入賞という素晴らしい成績でのスタートとなりました。
エリートシリーズと言えば以前、『エリートプロが乗るバスボート』と称していろいろな視点で調べていましたが、メジャーリーグフィッシング設立などもあり、しばらく放置していました。
2018年に調べた時は17艇でしたから大きく伸ばしてますね。
次に多かったのはスキーターボートで15艇。
スキーターボートは伊藤巧プロ・青木大介プロが乗ってます
3番目に多かったのが、レンジャーボートで11艇。
2018年の時は26艇でしたから半減以下。レンジャー乗りの多くがメジャーリーグフィッシングに移籍したことが艇数を減らした要因だと思われます。
4番目はバスキャットボートの10艇。2018年の時は12艇でしたからほぼ一緒。
バスキャットボート 電撃復帰したマイク・アイコネリの活躍に注目!
5番目はファルコンボートの7艇。
2018年の時はわずか1艇でしたから大幅増!日本でもキサカさんが販売していて琵琶湖を中心に少しずつですが、増えてますね。
ナイトロボートと言えばリッククラン
2018年の時には乗られていなかったボートとしてケイマスボートが5艇、ベクサスボートが2艇、バリステックボートが2艇、クレストライナーボートが1艇、バレットボートが1艇、ランドボートが1艇、ギャンブラーボートが1艇です。
アルミボートのクレストライナーボートやランドボート、日本ではバカっ速ボートとして認識されているバリステックボート・バレットボート・ギャンブラーボートが大荒れのフィールドでの戦いもあるエリートシリーズで乗られているのは興味深いですね。
2018年の時は9ブランドだったのが、2022年は16ブランドに大幅増。想像するにメジャーリーグフィッシングに出場しているプロは実績のある大物ばかりで既に大手ボートブランドと契約済み。一方でエリートシリーズには売り出し中のプロも多いでしょうからこれからシェアの伸ばしたいボートブランドが契約していたり、契約プロが少ないボートブランドにプロ自らが契約を持ち掛けるケースが多いのかな!?と思います。
次回は【船外機編】としてお伝えします。
トライトン18エクスプローラーをご成約頂きました。
ボートのサイズUPを検討されていたお客様。理想のサイズで魚探以外のオプションが充実した1艇であることが決め手となってご成約頂きました。
納艇まで少しお時間をいただきますが、楽しみにお待ちくださいませ。ご成約、ありがとうございました。
ハーツマリントーナメント2022は年間4戦のレギュラー戦と年間ランキング上位者によるクラシック行います。スケジュールは下記の通りです。
- 第1戦・・・6月5日(予備日:6月12日)
- 第2戦・・・7月3日(予備日:7月17日)
- 第3戦(Pride of HEARTS)・・・8月21日(予備日:8月28日)
- 第4戦・・・9月18日(予備日:9月25日)
- クラシック・・・10月15・16日(予備日:11月5・6日)※日程変更あり
- MORIZO CUP 2022・・・別途、お知らせします
ルールは下記ページをご参照ください。
トーナメント以外にもハゼ釣り大会などのイベントを予定しております。皆様のご参加お待ちしております!