先日、当店のデモ用としてオーダーしていたUHD発信機能搭載の新型オールインワン振動子「GT56UHD-TM」が届きました。
GT56UHD-TMはサイドビュー・ダウンビューの発信出力が500WにUP。これにより従来のUHD発信オールインワン振動子GT54UHD-TMと比べて様々な性能が向上。また、ダウンビュー・クリアービューの発信周波数に800khzが加わり、1000khz・800khz・455khzの3周波となったことで、探査するエリアによってより細かな周波数選択が可能になった振動子です。
ちなみにGT56UHD-TMと同時発売されたGT36UHD-TMは500W出力のサイドビューとダウンビュー(2Dはありません)UHD画像を見ることができる振動子です。
それではGT56UHD-TMの特徴について湖上でのテスト結果を含めてお伝えします。尚、テストはGPSMAP8410xsvに接続して行いました。
◆振動子はサイズアップ!◆
振動子サイズはGT54UHD-TMと比べるとサイズアップ!幅は同じですが、振動子の厚みが2mm増し、長さが219mmと64mm長くなりました。
GT56UHD-TM ・・・長さ219mm、幅52mm、厚さ28mm
GT54UHD-TM ・・・長さ155mm、幅52mm、厚さ26mm
GT54UHD-TMが装着されているミンコタのウルトレックスにGT56UHD-TMをあてがってみるとこんなサイズ感です。
◆ブラケットは樹脂製◆
GT56UHD-TMの取り付けブラケットはGT54UHD-TMと同じ樹脂製ブラケットになります。
◆探査範囲が向上!◆
常陸利根川の有名な沈船のエリアをGT56UHD-TMとGT54UHD-TM、それぞれの1000khzサイドビューでスキャンしてみると・・・
GT54UHD-TMではボートから15mより先にある沈船が徐々にぼやけて見えますが、 GT56UHD-TMではクッキリ・ハッキリ見えますね。
◆コントラストがUP!◆
当店の魚探性能チェックでおなじみのエリアでスキャンしてみると・・・
GT56UHD-TMのほうが明らかにコントラストがハッキリしていてストラクチャーを認識しやすくなっていますね。
◆シャローの描写力もUP!?◆
シャローのアシをスキャンしてみると・・・
クッキリ・ハッキリとまではいかないもののGT56UHD-TMのほうが奥までスキャンできてますね。
◆GT36UHD-TM で2Dインハル振動子との組み合わせが可能に!◆
バスボートで高速走行中に水深を測定するにはインハルの2D振動子を装着するケースが多いのですが、振動子ポートがひとつしかないエコーマップウルトラ(ECHOMAP Ultra)やエコーマップUHD(ECHOMAP UHD)においてYケーブルを使用して2D振動子と併用できるUHD発信機能搭載の振動子がありませんでした。
従って2D振動子を併用したい場合はUHD発信機能がないGT30-TM(サイドビュー・ダウンビューチャープ振動子)との組み合わせになり、魚探が持つ性能ををフルに発揮することができませんでした。
今回、GT56UHD-TMと同じく、500W出力のサイドビューとダウンビューUHD画像を見ることができるGT36UHD-TMがラインナップされたことで2D振動子との併用が可能となり、魚探が持つ性能をフルに発揮できるようになりました。
◆セット購入がお得です!◆
ECHOMAP Ultra102svセット・・税別86,000円のGT56UHD-TMが税別46,000円
ECHOMAP Ultra122svセット・・税別86,000円のGT56UHD-TMが税別62,000円
ECHOMAP UHD72svセット・・税別86,000円のGT56UHD-TMが税別32,000円
ECHOMAP UHD92svセット・・税別86,000円のGT56UHD-TMが税別32,000円
◆使用できるモデルに注意!◆
接続できるモデルはGPSMAP8400シリーズ・GPSMAP××23シリーズ・エコーマップウルトラ(ECHOMAP Ultra)・ECHOMAP UHD の92svと72svになります。旧モデルのGPSMAP7400シリーズやECHOMAP PlusシリーズではGT56UHD-TMを認識しないのでご注意ください。
長文になりましたが、GT56UHD-TMについてご理解いただけたでしょうか?当店ではGT56UHD-TMの振動子映像を見れるデモ機をご用意しております。気になる方は魚探担当のハーツファインダー高橋(090-3470-1858)までお気軽にご連絡ください。
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