バスボートの維持費について

最近、新型コロナ感染症の影響でこの先どうなるのか!?との理由からバスボートを買うことに不安を抱かれるお客様からのご相談がポツポツと。
 
確かに自動車と違って毎日乗るものではないので『不要・不急』な乗り物だと言われれば返す言葉はありませんが、それでも憧れのバスボートの購買欲がなくなることはなく・・・
 
そんなお客様から頂くのが、『バスボートを購入するお金はなんとかなるけど、維持費ってどれくらいなの!?』というご質問です。今まで当ブログを10年以上続けてきたのに基本中の基本に触れたことがなかったので今更ではありますが、バスボートの維持費についてお知らせしようと思います。 
 
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 ◆当店の中古艇は乗り出し価格です!
 
当店で販売している中古艇は乗り出し価格です。乗り出し価格の中には以下の項目が含まれていますのでGPS魚探などのオプションが追加で必要なければ販売価格で乗り出すことができます。新艇の場合は乗り出し価格でお見積もりすることになります。
 
  • 船舶の名義を新しいオーナー様に変更する費用(書換・変更移転)
  • 船舶検査が切れているボートの場合、継続検査に関する費用(中間・定期検査)
  • 船舶検査に必要な法定備品
ちなみに当店のローンの金利は中古艇が3.9%、新艇が2.9%、船外機・パーツ類で2.9から8%です。通常の金利と比べ、かなり低く設定されていますのでお気軽にご利用ください。
 
 
◆駐艇料金は2年目から!
 
当店で販売している新艇・中古艇は2年目も契約して頂くことを前提に1年目の駐艇料金・施設使用料は無料です。バッテリーをバスボートから降ろすことなく、充電できるコンセント会員費(税別10,000円)は初年度から頂きます。昇降料金は年間施設使用料に含まれますので何回、降しても昇降料金は無料!2年目から掛かる駐艇料金は下記の通りです。
 
  • 年間駐艇料金:1フィート当たり税別5,000円
  • 年間施設使用料:ボートの大きさにかかわらず、税別25,000円
  • コンセント会員費(希望者のみ):税別10,000円
  • ボートの昇降料:年間施設使用料に含まれるので無料
 
19フィートのバスボートでバッテリーの充電はご自宅で行う場合を例に算出すると5,000円×19ft=95,000円+25,000円=120,000円(税別)が1年間の駐艇料金となります。 
 
◆船検は3年に1度
 
 自動車の車検には10万円前後の費用が掛かるので船検も同様の費用が掛かると思っている方が多いですが、そこまでの費用は掛かりません。船検は定期検査と中間検査を3年毎に繰り返し行う必要があります。具体的な費用は下記の通りです。
 
《定期検査》
3m以上5m未満のボート(概ね18.5フィート未満のボート)・・・18,700円(非課税)
5m以上10m未満のボート・・・(概ね18.5フィート以上のボート)・・・24,300円(非課税)
 
《中間検査》
3m以上5m未満のボート(概ね18.5フィート未満のボート)・・・8,200円(非課税)
5m以上10m未満のボート・・・(概ね18.5フィート以上のボート)・・・14,900円(非課税)
 
これに検査代行手数料として税別8,000円を加えた金額が船検に掛かる費用だと思ってください。中古艇の場合、最初の船検は買ったボートの船検の残りに依存しますが、以降は3年毎に実施されることになります。
 
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写真のような封書が小型船舶検査機構から届いたら当店までご相談ください。 
 
 
◆燃費はリッターあたり0.8から1.5kmぐらい
 
バスボートの船外機は自動車と違って変速ギアではないのでずっと1速で走行しています。なので燃費は船外機の種類や走行速度にもよりますが、概ねリッターあたり0.8から1.5kmぐらいです。
 
4ストローク船外機は種類によってはレギュラー指定ですが、2ストローク船外機の多くはハイオク指定です。加えて2ストローク船外機はガソリン50リットルに対して約1リットルのオイルを消費します。2ストロークオイルは船外機の種類によって違いはありますが、1ガロン(3.78リットル)で税別4,000円から6,000円ぐらいです。 
 
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ポイントまでの経路やボートの走行スピードによってバラツキが生じますが、当店を拠点にした時に赤線の範囲で釣りした時で40リットル前後、青線の範囲内で60リットル前後、黒線で80から100リットルを消費する感じですね。
 
また、バッテリーを当店で充電する場合は1個当たり500円(税込)が掛かります。
 
◆メンテナンスはシーズンオフの冬がお得!
 
バスボートは毎年、メンテナンスすることをお勧めします。当店では冬期にメンテナンスパックと称してギアオイルの交換等の基本メンテナンスをパック価格で行っています。
 
《2ストローク船外機のボート》
 
  • ギアオイル交換などのメンテナンスパック・・・1年毎で16,000から18,000円(税別)
  • インペラの交換・・・3年毎で約5,000円(税別)・工賃8,000円
  • プラグの交換・・・状態を確認しながらの交換で1本あたり約400から1,000円
 
《4ストローク船外機のボート》
 
  • ギアオイル交換などのメンテナンスパック・・・1年毎で16,000から18,000円(税別)
  • エンジンオイルの交換・・・7リットルの場合、1年毎で約10,000円(税別)
  • エレメントの交換・・・1年毎で2,000円(税別)前後
  • インペラの交換・・・3年毎で約5,000円(税別)・工賃8,000円
  • プラグの交換・・・状態を確認しながらの交換で1本あたり約400から1,000円
 
冬期メンテナンスで故障が見つからなければ上記費用のみです。メンテナンスを怠ると大きな故障につながり多大な出費となりますので年に一度はメンテナンスしましょう。
 
◆維持費は思ったほど、高くない!?
 
 以上、バスボートの維持に掛かる費用をお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか。 
 

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納艇はお客様の笑顔があふれます!
 
思ったほど、高くないと思いませんか!?人によって感じ方が違うと思いますが、バスボート購入の参考になれば幸いです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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