昨日、お伝えしたモーターガイドのツアープロ(Tour Pro)同様、ローランス初のトローリングモーターも全容が明らかになりました。
その名は『ゴースト(GHOST)トローリングモーター』。
◆ブラシレスモーター採用◆
ゴースト(GHOST)トローリングモーターはブラシレスモーターを採用しました。これにより、パワフルで速度が早く、静粛性が高く、軽量で省エネ、振動子への干渉がなく、耐久性が向上するなど、様々な利点を得たモーターになっています。
◆ワイヤレスステアリング・フリップスイッチ採用◆
ゴースト(GHOST)トローリングモーターはフライバイワイヤステアリングというワイヤレスでありながらワイヤステアリングと同様の踏み心地を実現しています。フットペダルと本体を繋ぐケーブルはとても柔らかく、本体のヘッドは青色のインジケーターが動くだけで本体は動かないのでケーブルの取り回しに苦労したり、挟まったりすることはありません。
面白いのはフリップスイッチと言ってエレキのスイッチが左右のどちらにも取り付けが可能なこと。モーターガイドに慣れている人にも、ミンコタに慣れている人にも対応した優しい仕様になっています。
◆24Vでも36Vでもどちらでも使用可◆
ビックリなのがゴースト(GHOST)トローリングモーターは自動で電圧を検知するシステムを搭載、スイッチを切り替えることで1台で24Vでも36Vでもどちらでも使用できます!また、バッテリーのインジケーターも装備されています。
◆アクティブイメージング3in1振動子を装着可能◆
ゴースト(GHOST)トローリングモーターは標準でHDI振動子を内蔵していますが、オプションのノーズコーンでアクティブイメージング3in1振動子を内蔵することが可能!ブラシレスモーターなので干渉がない鮮明な映像が期待できます。
◆ローランス魚探と完全リンク◆
当たり前ですが、ゴースト(GHOST)トローリングモーターはローランスのHDS LIVEシリーズ・HDS CARBONシリーズ・ELITE Ti2シリーズやパワーポールとリンクが可能です。また、フットペダルにあるクイックアクセスキーを設定することでウェイポイントの入力やスクリーンショットを撮ったり、パワーポールの昇降ができたりします。
◆その他◆
全方向衝撃吸収マウントやリフトアシストダンパー・エレキを上げる時にはペダルを踏まなくてもモーター部が自動で横に向く機能・エレキを下す時にケーブルを引っ掛ける凹部など至れり尽くせりの機能・工夫も。
種類は47インチ・52インチ・60インチの3モデル。アメリカでの発売は2019年10月。気になる価格は47インチが2,999ドルですからメガダウンイメージ振動子が内蔵されたウルトレックスのリンクモデルとほぼ同じですね。
ウルトレックスの独走にストップをかける会心の一撃となるのか!?発売が楽しみです!