先週のフィッシングショーで多かったのが、『STRIKER Plus(ストライカープラス)ってどうなんですか!?』というご質問。考えてみると当店のブログでの説明はサラッとしたもんだったなぁ・・・と反省。
◆最高のコストパフォーマンス◆
サイドビュー&クリア(ダウン)ビュー&2D画像が見れるオールインワン振動子GT52HW-TMとのセット価格が7インチモデルのSTRIKER Plus 7svで税別89,000円、9インチモデルのSTRIKER Plus 9svが税別109,000円。サイドビューが見ることができるGPS魚探としては最安価格です。
一定時間の魚探映像を記憶して過去の映像を確認することができるトラックバック機能を有するなど、上位モデルと変わらない機能も有しています。本体はIPX7の防水仕様、画面解像度は800×480なのでミドルクラス比較しても遜色ありません。
クリア(ダウン)ビュー&2D画像で充分という方だとGT20-TM振動子とのセットでSTRIKER Plus 7svが税別69,000円、STRIKER Plus 9svが税別89,000円という破格値です。
◆クイックドロー搭載◆
ガーミンと言えば自動等深線作図機能のクイックドロー。この機能がガーミンの認知度向上に一役買ったのは間違いありません。以前、販売されていたSTRIKER(ストライカー)シリーズには搭載されていませんでしたが、STRIKER Plus(ストライカープラス)にはクイックドローが搭載されてエントリーモデルでありながら嬉しい機能を有しています。
クイックドローは最小水深間隔の設定が30cmで最大10個のレンジ設定が可能となっており、釣りをする湖の深度によって任意に等深線間隔やカラーパレットの変更が可能です。記録できる面積は90平方キロメートル。本体内蔵メモリーがいっぱいになると古いデータから消えてしましますので注意が必要です。
◆タッチ画面ではありません◆
STRIKER Plus(ストライカープラス)はタッチモデルではありません。
画面右横にあるキーパッドで操作することになります。
◆GPSは白地図です◆
GPS画面は地図表示がなく、いわゆる白地図となります。
GPS画面上では湖のどこにいるのか、把握することはできませんが、サイドビューで見つけたインビジブルストラクチャーをウェイポイントとして登録できますし、自船が通った航跡の表示・記録が可能です。
小規模湖沼であれば全体をクイックドローで等深線を作図したり、湖岸線に沿うように航行して航跡を残すことでおおまかな湖沼の形を記録すれば白地図という欠点を補うことができます。
◆内蔵メモリーに記録、データ共有は一部のモデル限定◆
ウェイポイントや航跡、クイックドローデータは本体内蔵メモリーに保存されます。SDカードスロットがないのでデータのバックアップを取ることができません。極端なことを言えば、本体が故障すると蓄積したデータすべてを失うことになります。
ウェイポイントや航跡のデータ共有は下記モデルで可能です。
- STRIKER Plus 7sv
- STRIKER Plus 9sv
- ECHOMAP Plus 65cv
- 以前、販売されていたechoMAP CHIRP 95sv・75sv・5dv、STRIKER 7svなど
- ※人気モデルECHOMAP Plus 95sv・75svとはネットワークできません
これらのモデルとはNMEA0183を介してネットワークすることでウェイポイントや航跡の共有が可能です。ECHOMAP Plus 65cvやechoMAP CHIRP 95svなどはSDカードスロットがあるので当該モデルとネットワークすることでウェイポイントや航跡データを本体から抜き出すことも可能です。ただし、等深線データは抜き出すことができません。
◆ライブスコープ・外部アンテナ・ヘディングセンサーは使用不可◆
STRIKER Plus(ストライカープラス)は話題のライブスコープが使えません。また、NMEA0183を介して接続する外部アンテナやヘディングセンサーは使えません。NMEA0183はデータ共有ネットワークのみに対応します。
以上、主な特徴をお伝えしましたが、ご理解頂けたでしょうか?カタログでの比較では魚探選びに悩んでしまう方が多いと思います。当店ではSTRIKER Plus 9svや他の主要モデルのデモ機を保有していますので見て触って比較検討して頂けます。ご予算や使用目的からベストの魚探のご提案をする事も可能なのでお気軽に魚探担当の高橋(TEL090-3470-1858)までご連絡ください!
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