先ずはボートでお越し頂いたイーグル195/ProMax225。装着されていたのはフューリーの25P。立ち上がりが遅いのでそれを改善したいとの事。
先ずは現状を確認。確かに少し時間がが掛かっている様子。
ProMax225は排気量2.5Lなので低速トルクが細くフューリーの大きな外径では回しきれないのでは?と考え外径の小さなトロフィーを試してみることに。しかしながらそれほど改善せず。
それではエンジンの高さの問題かとジャック位置を調整しようと思ったところ、気付いた事が。
トリムの下限を調整するボルトが装着されていました。これではトリムが下がりきらず、立ち上がりにバウを抑えきれない状態だったのでは?
早速外して、このボルトの影響を確認するためにプロペラは元のフューリーに戻してテスト。先ほどとは違いスムーズに立ち上がる様になりました。
続いてはバレット20/Racing280。こちらは以前にセッティングを煮詰めているのでプロペラは決まっているのですが、今回はまったく違った性格のプロペラを敢えて試したいとの事。
しかしながらトリムモーターの故障で今回はテスト出来ず残念でした。
こちらはステーサー400/マーキュリー4スト60。既存のプロペラはベンジャンス18P。全域でエンジン回転の上りに対してスピードが乗ってこない感じ。最高回転も6400rpmほど回るのでピッチが小さいかな。
ベンジャンス18Pに対して選んだのはレーザー2の20P。ピッチを上げて 外径も大きなものに。
オーナーさんにじっくりテストして頂いたところ。中間からのアクセルを入れた時の押し出し感が出て、何よりもボートが浮いてスピードが乗る様になったとの事。
今回、プロペラを替えることで走行に大きく影響することを感じて頂き、参加した方には大いに喜んで頂きました。今後もこの様な体験会を 開催しますので是非ご参加ください。