不定期連載中のバスキャット パンテラクラシックのご紹介。
最終回はパンテラクラシックの浮き姿勢についてです。撮影時の条件は以下の通りです。
- エンジンはスズキDF200A(重量239kg、マークProXS200は234kg、ヤマハSHO225は239kg)
- ガソリン40リッター
- ライブウェルは空
- 赤のショルダーライジャケ搭乗者体重50kg
- 赤黒の腰巻ライジャケ搭乗者体重64kg
まず、横向きから。
ちょっとスタンヘビー気味の浮き姿勢です。
合計体重100kgが前に立つとレンジャーっぽい浮き姿勢に。
フロントデッキに二人並んで釣りをする時のポジションでは体重50kg搭乗者ひとりの時とほぼ同じ浮き姿勢ですね。
体重64kgの搭乗者が後ろに立つと前がかなり浮きますね。
二人が入れ替わると体重50kg搭乗者ひとりの時とほぼ同じ浮き姿勢になりました。
続いて正面。
体重50kgぐらいではさほど傾きを感じることがないレベル。
さすがに合計体重100kgが端に立つとそれなりに傾きますね。
総じてバスキャットらしい浮き姿勢でした。走破性とフィッシャビリティーの両立を目指すとこういう浮き姿勢になるのかな!?と思います。ちなみにパンテラクラシックとスズキDF200Aとの組み合わせでプロペラチェック走行では時速105kmでした。慣らしが終わればもう少し伸びるかもしれません。
以上、5回にわたってお伝えしたパンテラクラシックのご紹介、いかがだったでしょうか。20フィートオーバークラスが700万円以上する中で、19.5フィート200馬力搭載モデルで500万円台のボートはそう多くはありません。決して安い買い物ではありませんが、リーズナブルな価格とも言えるパンテラクラシック。夏には試乗艇をご用意できる予定ですので来春はパンテラクラシックの新艇で!という方はお楽しみにお待ちください。