【2017/10/25】
正規代理店の岡田商事の頑張りで納品までの納期が短くなってきましたのでボート持ち込みのお客様にも対応可能です。お気軽に0299-77-9212までご相談ください。
昨日まで開催していましたミンコタ ウルトレックス体感&受注会。
お越し頂きましたお客様、ご注文頂きましたお客様、ありがとうございました。少しお時間を頂くことになりますが、楽しみにお待ちくださいませ。
で、ウルトレックス。私自身も湖上で使用してみたのは初めてでした。エレキの修理屋さんがUPした『ウルトレックスについての100の質問』を見るなどして理解していたつもりでしたが、やっぱり百聞は一見に如かずですね。難しそうなことは置いといて本体操作のみで判ったことや感じたことを前後編でまとめてみました。前編はポジティブな内容です。
1.スポットロックはやっぱり凄い!
ウルトレックスの目玉機能であるスポットロック。
ポジションキープで思わずにんまり
いろいろな方がインプレしている通りで凄いのひと言。ボタンを押したスポットから1m以内を確実にキープ。パワーポールとは違ってボートのリア側が風下や流れが向かう方向に向いてしまうのは仕方がないことですが、ポジションのキープ力は釣りをするにもリグを作り直すにも全く支障がないレベルです。もう一度ボタンを押すか、ペダルを踏めば解除されます。
2.アドバンスト オート パイロットが便利!
スポットロックの陰に隠れて目立ちませんが、行きたい方角にヘッドを向けてNマークボタン(赤枠)を押してプロペラマークボタン(青枠)を押すとダイヤルで設定したスピードでセットした方角に進んでいきます。
風や流れがあっても問題なし!本体が自動的に動いて進みたい方向に進んでいきます。もちろん、ペダルを踏む必要はありません。
風下側の護岸に対して直角に近づいた後、ヘッドを流す方向に向けてNマークボタンを押してプロペラマークボタンを押すとボートが向きを変えて護岸沿いを綺麗に流していく様子をご覧ください。
強風下で石積みやバンク・護岸をダダ流しするのにかなり使える機能です(リア側が流されるのには要注意)。解除はNマークボタンとプロペラマークボタンをもう一度押すこと。スポットロックみたいにペダルを踏んでも解除されないのでご注意を。
3.ステアリングロックのお陰で進む方向がブレない!
一般的なトローリングモーターは進む方向に対してプロペラが横回転しているのでどうしても左に曲がろうとします。ところがウルトレックスの場合、ステアリングロックという機能のお陰で曲がろうとしません。ペダルから足を離しても大丈夫です。今までハイバイパスで移動する際には踏ん張ってペダルを踏んでましたが、そんな必要はありません。
ペダルを踏んでいない状態でスイッチを指で押して最速走行してもヘッドがブレていない様子をご覧ください。
4.ペダルの抵抗感が均一!
パワーステアリングと称した本体のモーター駆動。ワイヤー式のトローリングモーターの場合、ペダルを踏み切ったところから中央に戻そうとするとかなりの抵抗感を感じますが、ウルトレックスに関してはどのポジションから踏んでも同じ抵抗感。プロペラを強めに回していても振られることがないので楽に踏んでられます。
5.バスボートオーナーの寿命が延びる!
1から4の効果のお陰で劇的に疲労感が軽減できます。バスボートオーナーの高齢化が進む中、足腰が弱ってトローリングモーターを踏むのがしんどい・・・ってことがなくなるわけですからバスボートオーナーの寿命は確実に伸びます!
6.外付け振動子は装着可能です!
今までの自動操舵のトローリングモーターはシャフトをスライドさせて持ち上げていたので外付け振動子が付けづらかったのですが、ウルトレックスは従来のトローリングモーターと同じ構造なので配線にある程度の余裕を持たせれば問題なく取り付けられます。
通常の配線より余裕を持たせてあります
ウルトレックスには200Hzの2Dソナーが内蔵されていますので2Dだけで良ければそれを使うものアリです。
7.ウルトレックスのマウントにフォートレックスが装着できます!
ウルトレックスのマウントにはフォートレックスが装着できます。ウルトレックスは初物ですからフォートレックスをお使いの方はウルトレックスに変更後もしばらくの間、予備機として持っておくのも良いと思います。
後編に続く・・・