ハミンバードのサイドイメージGPS魚探をリア側で使用されている方の多くが今まで使用していたホンデックス魚探をそのまま使用されていたり、新たに追加される方もいます。理由を聞くと『走行中は水深表示しないので・・・』とのこと。
ローランスのHDSシリーズはインナーハルの振動子とストラクチャースキャン振動子が別々になっているので走行中も水深表示しますが、ハミンバードのオールインワン振動子は船外のトランサムに取り付けるので走行中は水深表示しません。魚探を2台装備するメリットはあるのですが、写真のような位置に配置するとバウ側へのアクセスが悪くなり、ストレスを感じることになりますし、バッテリーの負担も大きくなります。
では、 ハミンバードのサイドイメージGPS魚探は走行中に水深表示させることができないのか!?と言うとそうではありません。
意外と知られていませんが、ハミンバードにもインナーハルタイプの振動子があり、この振動子を船内に取り付けることで走行中でも水深表示することができます。ところがハミンバード本体には振動子のコネクターがひとつしかありません。オールインワン振動子とインナーハルタイプの振動子を併用するためには分岐させるYケーブルが必要になります。
これを下図のように配線することでハミンバードでも走行中に水深を表示させることができるようになります。
現行モデルのHELIXシリーズはもちろん、以前に販売されていた1100・900・800・700シリーズでも可能です。
コンソール周りをスッキリさせたい方や設置する魚探はひとつにしたい方は是非、お試しください。