83/200kHzの2Dカラー魚探・ダウンイメージ・ストラクチャースキャンという3つの画像全てを見ることができるトータルスキャン振動子。
エレキの真横や直下の画像を見たいと思ったらストラクチャースキャンHD振動子と2D振動子というふたつの振動子をエレキに付ける必要があり、躊躇していた方も多いと思います。
トータルスキャン振動子であればストラクチャースキャンHD振動子と同じ長さの振動子をひとつ装着するだけでエレキの真横や直下の画像が見れるので早くからHDSシリーズにも使用したいというニーズがありました。
日本代理店であるジムクォーツさんによるとHDSシリーズに使用するためにはトータルスキャン振動子のコネクターをストラクチャースキャンHD用のコネクターと2D振動子用のコネクターに分割するYケーブルが必要で6月頃の入荷になりそうとのお話でした。
納艇に間に合うのか!?かなりドキドキしましたが、結果的にはローランスがコストの掛かるYケーブルの開発を断念。ソフトウェアで対処する方法を選択したようで日本語版の最新ソフトが入手できたのが納艇3日前でした。
バージョンアップしたHDS-9 Gen3 TouchではTOTALSCANが選択可能に。
実際に湖上で確認したところ、ストラクチャースキャン画像も2Dカラー魚探画像もしっかり映りました。
結局、トータルスキャン振動子が使えるのはEliteTiシリーズとHDS Gen3 Touchシリーズのみ。HDS Gen1&Gen2、旧Eliteシリーズには使用できません。また、HDS Gen3 Touchシリーズでもバージョン3.5以上であることが前提となります。以前のバージョンをお持ちでトータルスキャン振動子が使用したい方は購入された販売店にアップデートをご相談ください。