先日、トレーラーのフレームを取り換えるリペアをご紹介しましたが、今回は部分的にリペアした事例をご紹介致します。
ステップで隠れてて穴が開いていることに気付かず、大惨事になる恐れのあったこちらのフレーム。お客様と相談して暫定的な処置を施すことにしました。
肉が厚いところまで鉄板で覆って昇降に耐えられる最低限の強度を保てるようにしました。シーズンオフに本格的なリペアを施す予定です。
次にV字に曲がったフレーム。
内部に入った水が原因でV字状に曲がったフレームの先端が錆びて穴が開いてしまってます。
こちらは肉が厚いところまでカットして同じ寸法の角フレームを継ぎ足して溶接しました。
あばら骨にあたるV字状に曲がったフレームの先端が錆で腐食した場合、その周辺の肉が残っていれば今回のように部分リペアで対応します。『穴が開いていても強度もあるから大丈夫!』と放置しておくとフレーム内部の腐食が進行して肉が薄くなり、部分リペアができなくなってフレームごとリペアすることになります。
ご自身のトレーラーを一度確認して頂き、穴が開いているようなら早めの処置がお勧めです!