当店でGフォースハンドルをお買い上げ頂きましたお客様にお知らせです。
昨年秋に発売され、人気商品となりましたGフォースハンドルですが、当店のお客様でハンドルが割れるという事象が数件確認されております。ハンドルは樹脂製ですから激しく引っ張ったり、使用過多や経年劣化により割れる可能性はありますが、確認されている事象は取り付け直後であることから調べてみました。
割れたGフォースハンドル
シールを剥がすと2本のビス
分解してみるとご覧のような状態でした
ワイヤーの留め金具が収まっているポジションで多いのがラバー直下。
このポジションでも十分機能すると思われますが、ハンドルを成形した時のバラつきやエレキのロックの硬さなどでハンドルを引っ張った時にビスが止まっていた2本の柱の間を無理やり通過してしまうと・・・
ここまで広がるのだから割れる可能性大!
稀なケースだと思いますが、これが原因ではないかと推定しました。
【当店が推奨する対応方法】
まず、ご自身のGフォースハンドルを見て留め金具がラバー直下にあるかどうか確認して下さい。
この場合、そのまま使用し続けてビスを止める2本の柱の間を通過するとハンドルが割れてしまう恐れがあります。
当店としては柱の下まで留め金具を引き込むことをお勧めします。ラバーの直下で留め金具をハンドルに対して90°になる様に回して柱の下まで引き込んで下さい。
引き込む前の状態
引き込んだ後の状態
シールが貼られていない側の隙間から確認できます
留め金具がこの位置にあれば取り付け直後に割れることはないでしょう。
エレキ・ワイヤー・ハンドルのうち一番耐久性のないのはハンドルです。使い続けると一番先に壊れると思います。Gフォースハンドルは握りやすいハンドルと伸びないワイヤーによって今までのような力を掛けなくてもエレキのロックが解除できますので優しく引っ張って下さいね。
ご購入頂きましたお客様にはお手数をお掛けいたしますが、次回出船時に確認して頂けると幸いです。