メンテナンスパックを依頼されたお客様ですが、エンジンを掛けるとカウルのハーネス引き込み口から水が出ていたので見てみると、エンジンブロックとミッドセクションの間から大量に噴き出していました。
修理する為にはカウルを外し、チェーンブロックでパワーユニットを吊り上げなくてはなりません。
水漏れの原因がこれ。ガスケットが変形して冷却水が漏れていたのです。もしこのまま稼動させて内側に漏れていった場合は、黒い部分がエキゾーストポートですから、そこからシリンダーに入って最悪、焼き付きという事も考えられます。
新品のガスケットを入れて、重要な部分ですからデジラチェを使いしっかりトルク管理を行って完了!
今回のようにメンテナンスを行ったからこそ発見出来る不具合は少なくありません。是非シーズン前にメンテナンスパックを利用されてはいかがですか?